「震度○弱」と「(数字)弱」の弱さは違う

地震、怖かったですね。強い揺れを感じた時、頭は「何とかしなきゃ!」と考えるのに結局何をしていいか分からず、玄関の扉をちょっと開けて立ち尽くすことしか出来ませんでした。頭が対処法を求めて回っているのにどうしたらいいか分からない状態が1番怖いですね。いわゆるパニックだと思います。と、思いたち、地震の時するべき事をすごく調べるきっかけになりました。皆さんも準備しましょう。真面目な話でした。

 

テレビで震度のニュースを見ていて思ったのですが、「震度5弱」って「震度4.8くらい」ではなくて、「震度5.2くらい」なんですね。震度ではない話だと「50人弱」は「48人くらい」を意味するので、おや?と思ったカッパです。こんにちは。

 

「数字+強or弱」の表現にようやく慣れてきたところだったので、「震度+強or弱」との意味の違いに気付くことができました。ニンゲン、コトバ、ムズカシイ。人数の他の例だと身長とか体重で使うのでしょうか。「僕の身長は168です」って言うのと「僕の身長は170弱です」って言うのだと印象変わるもんなあ。うるせー!身長が何だ!気にすんな!

 

急にキレちゃダメです。カッパ、ハンセイ。急に身長の話が出てきてパニックになってしまいました。身長はさておき、同じ強弱表現のはずなのに意味の違いがあるのは面白いですね。しかし、「数字+強or弱」を「震度+強or弱」の意味と混合してしまう間違いがよくあると思われます。「身長170弱」を「身長172くらい」と解釈してしまう間違いですね。ありがちな日本語の間違いとしてどこかで見た覚えがあるのですが、あるあるじゃなかったらゴメンの1言ですねえ。

 

この間違い、恐らくは気付くタイミングがほとんどなく、また「震度+強or弱」の表現の方が頻出であることらが原因かと思われます。

 

「身長170弱」を「身長168くらい」と認識しようと「身長172くらい」と認識しようと、会話の流れにおいてその誤りが露呈することは少ないと思います。その数センチの差にはプライドやらコンプレックスやらモテたい願望やらがあるかもしれませんが、会話は流れてゆくだけ、川の流れの前にカッパは無力。会議で用いている数値のような正確さが求められる場面では明らかになるかもしれませんが、そのような場面に全日本話話者が遭遇するかといえば疑問です。あるいはそういった場面に出くわすまでは誤認に気付くことがありません。何でもそうだけどね。

 

そして誤認に気付くきっかけよりも、「震度+強or弱」の表現を見ることの方が多いのも厄介だなあと思います。こっちは「震度5弱」は「震度5.2くらい」で合っており、また強弱表現でイメージしやすい認識と合致しているからです。気付きましたか?ここまでずっと主観。そして、これからも。これコピペしてレポートとかにしたらソースがシャバシャバですごいことになると思います。ダメ、ゼッタイ。

 

そんなこんなで、震度の強弱表現が浸透していると数字の強弱表現の誤認が強化されるよね〜っていう妄想でした。資料探していないから、こんなもんはドリームや!良い夢見ようね。