ASMRをみてたのしむ

ASMRに今更ハマりました。耳が気持ちよくなるやつ〜とは何となく知っていたのですが、なかなかフィットする音声がなかったので遠巻きに見ていたカッパです。こんばんは。

 

あらためてASMRとはなんぞや?と思ったので、ググルーン・ウィキペッディーア!

ASMR(英: Autonomous Sensory Meridian Response)は、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚[1]。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ASMRより引用

 

らしいです、ほへ〜。脳がゾワゾワするって言葉は良いですね。感覚を言語化し切れていない感じがして、まだまだ余白がありそうな言葉です。

 

ASMR動画はご飯を食べる時の音を収録したものが多い印象ですが、あれは脳がゾワゾワするというよりも腹がグウグウする方が強いからアブナイです。ハラヘル。しかしあらためて検索してみると、美味しいご飯の音を求める肉欲と、可愛い人が食べる様子を求める肉欲が溢れている酒池肉林コンテンツになっている様子が確認できました。終焉期に向かっているのか?

 

そんな浮世の欲とは無縁の悟りASMR動画が「soap cutting」です。オススメ。石鹸をカッターで削る動画です。ちょっと指が心配になるから、刃物に恐怖心が強い人は見ない方が良いと思いやす。碁盤状に切り込みを入れた石鹸を横からカットするだけなんですが、ボロッボロと崩れていく様子とバラッバラと鳴る音が気持ち良いポイントのやつですね。

 

この「soap cutting」にはオススメの楽しみ方があります。それは音を聴かずに動画を見ること。音量をゼロにして再生することをオススメします。「ASMRなのに聴かずにどうすんねん」って思われるかもしれませんし、「逆張り乙!」って言われるかもしれませんね。うるせー!逆張りじゃないんだからね!

 

うるせー!って書くの、そろそろやめようと思います。もっとやさしい言葉を探そう……。見えない敵と戦うのはもうたくさんだ……。

 

話を戻しましょう。なぜこれがオススメかと言うと、聴覚で与えられる快感よりも視覚で与えられる快感の方がハチャメチャに強かったからです。カッパは基本的にYou Tubeを無音で見ているのですが、たまたま再生したsoap cuttingに脳がゾワゾワ、こりゃ音聴いたらすごいぞ!と思っていそいそとイヤホンで再生したところ、「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん?」と疑問形のうなりが出てしまいました。ごめんな石鹸、切り刻まれた君たちは悪くないんだ。

 

これは多分、石鹸が切られる様子を無音で見たときに脳が補完した「あるはずのない音」の方が心地よかったからだと思います。こうして文にすると冷静になりますが、幻聴きこえてるんか?コワ〜。とは言っても、スゲ~音が聴こえた!というわけではなく、石鹸が切られている様子=何か柔らかいものがなめらかに崩れていくイメージだったので、なんとなくニュメルんッとした音を想像していたんだと思います。実際の音はかなり硬くてバラバラとしていたので、その差ですね。

 

無音で見ていると、「んお゛〜〜!?〜〜〜!?!?〜〜〜〜!?」という声にならない声が心を満たします。今まで知らなかった感覚…。ちなみにウィキペディアによると、

 

正式、および一般的な日本語訳は今のところ存在しないが、直訳すると自律感覚絶頂反応(じりつかんかくぜっちょうはんのう)となる。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ASMRより引用

 

らしいです。自立感覚絶頂反応。さっきの叫び声がとても恥ずかしくなりましたね。「んお゛〜〜!?〜〜〜!?!?〜〜〜〜!?」